| ■生理痛の漢方的観点
人間が生きていく上で必要な要素、漢方では ”気” ”血” ”水” この3つがそれにあたります。
それらのバランスが崩れてくると痛みが生じます。生理痛も同様です。
痛みには色々あります。
漢方では ”通じざれば、すなわち痛む” と言って、
なにかが滞った状態が起きると痛みますよ。と言っています。
なにが滞ると痛むのでしょうか?
勘のいい人ならもうおわかりでしょうか? まずは ”血液”ですね。
充分に行き渡らないところは病気になります。
血液のまわらないひとの特徴である、
肩こり・頭痛・経血の中に塊がある・血管が浮き出ている・内膜症・筋腫がある。などなど。
そこで登場なのが”ケイシブクリョウガン”という漢方です。これは血液を勢い良く流してくれます。
しかし、それだけでは効果のない人が多いのは原因を補っていないのです。
血液を流す漢方と、なぜ流れないのか?を改善する漢方2つ必要です。
さて、なぜ血液が回らないのか・・ ここから人によって原因が違ってくるのです。
これにも ” 気 ” ” 血 ” ” 水 ” が関わってきます。
● ”気”
元気の気が足りなくて勢い良く流すことが出来ない・・・元気の気は血液を勢い良く流すのに必要です。
かったるさがとれたら不思議と経血の塊がなくなった、同時に生理痛もなくなった。
とおっしゃる方がいますが、原因は元気の気が足りない為に血液が流れなかったタイプです。
このタイプは気を補う漢方、補気剤が必要です。
気が足りないと、体が冷える・・・気が足りなくて冷えて血液が流れない。
元気の気は体を暖める作用があります。
不足すると冷えてきます。
例えば、元気で風邪を引かない人と生理痛で風邪ばかり引いている人では、基礎体温に違いが出ます。
基礎体温が低い人は体を温める”気”が不足していると言えます。
気が足りないと気が滞る・・・流す分だけ気の量が足りないと滞ってきてしまいます。
その結果、胸やお腹が張って痛むイライラする、おならが止まらない・・などの症状が出てきます。
気がスムーズに流れないところには血液も一緒に流れなくなりやすいのです。
気を補って(補気剤)、気をスムースに流す理気剤が必要です。
●”血”
血液が足りないと流れが悪くて生理痛になる・・・血液がないひとは前回にも述べました。
血液が足りないと体が冷えて生理痛になる・・・舌の色が白っぽい人で冷えてしょうがない・・と言う人はこのタイプです。
●”水”
体に潤いがないと血液が粘ってきます。すると、血液が流れにくくなり結果生理痛になります。
「夏、辛くなる人は」に掲載しました、
口が渇く・のぼせる・うんちがころころ・お肌が乾燥肌・などの症状がある人は体を潤しましょう。
補陰剤が必要です。これからですと、なし(果物の)は体を潤しますよ。^^
■痛みのタイプと対応
痛むということは、何かが順調ではないという証拠
*血液がいきわたっていないから
*血液の全体量が足らないから
*冷えていて免疫が活発でないから
*ご飯が不規則で免疫の元を食べていないために免疫が少ないから
*ストレスで血液がながれないから、血液の流れないところは免疫も行き渡らずに 痛くなるから。
●「捕まれるようにぎゅーっと痛む」タイプ
生理が始まると、お腹の中に手をつっこまれて、子宮を握りつぶされるように痛む。ぎゅーっっっつと。痛みます。
その時に、お腹を温めると良いタイプ。
このタイプを ”寒凝お血(かんぎょうおけつ)” といいます。
このタイプは腹部を温めてあげるような漢方を服用することによって改善します。
冷たい物を飲食しては絶対にいけません。
字から、イメージしてもらうと、少し分かると思いますが。
寒(かん)という体にとっては、氷みたいに冷たい物が凝(ぎょう)凝り固まってしまったために
血液が流れないお血(おけつ)という症状を併せ持ってしまった人はこの様にぎゅーっと痛みます。
足や腰が冷たく痛みます。普段から下痢しやすい人、
生理の時などは軟便か下痢してしまう人はこのタイプの痛み方です。
● 「刺すように痛む」タイプ
お血、このタイプは、ナイフで刺されるようにぐさぐさと痛む人とちくちくちくと針で刺されるみたいに痛む人といます。
ぐさぐさタイプはお血といって、血液の流れが悪い人、ちくちく痛いタイプは色々ありますが、お血(血液の流れが悪い人)もあります。菌などが原因で痛む場合もあります。
血液の流れを良くする漢方を服用されるといいでしょう。
●「しくしく痛む」タイプ
例えば生理前、なかなか始まらずに痛みがしくしくと続く。
又は生理後にしくしく痛むなどの場合は虚痛(きょつう)といって、何かが足りなくて痛む場合です。
例えば生理周期が30日以上の方で経血が少なめの場合は血虚(けっきょ)といって血が足りないタイプ
血液を補うような食べ物。3食バランス良く食べましょう。
血液を補う、補血薬(ほけつやく)という漢方をオススメします。
生理前眠くなる、生理中はだるくてたまらない。というタイプは、気虚(ききょ)といって気が足りないタイプ
このタイプは早く寝て、疲れを貯めないようにしましょう。
生理前後は予定を入れずにゆっくり寝てください。
補気剤(ほきざい)という元気を補うタイプの漢方をオススメします。
>>中医学用語辞典をチェックする
■改善のために
生理痛の改善のためには、漢方以前に養生がとても大切です。
バランスの良い食事を摂ることや、夜は基本的に10時か遅くても11時までに寝ること、
タバコをやめることなど、本人の努力の積み重ねと漢方との相乗効果により、はじめて生理痛の改善ができるのです。
改善のために真剣に取り組み、努力することができる方と、一緒にがんばりたいと思っています。
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生理痛を改善するための情報がいっぱい
「生理痛を楽にするための養生方法 」はこちらから▼▼▼
http://www.acsysun.co.jp/counseling/woman/w_yojo.html
「今日からはじめよう食事療法 」はこちらから▼▼▼
http://www.acsysun.co.jp/counseling/woman/woman15.html
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