脂の分泌が盛んな部位、すなわち顔、頭などや間擦部にできやすく、慢性的に続く湿疹や皮膚炎のことを指します。現在では、脂漏性湿疹(皮膚炎)の起こり方にはマラセチア菌という一種のカビが関係していると考えられています。マラセチア菌は皮膚の表面に常在している脂が好きなカビで、このカビが増えて起こる病気に癜風という病気があります。脂漏性湿疹(皮膚炎)は癜風と異なり、マラセチア菌が単に増えたために生じた感染症というわけではなく、その菌が分解した脂の成分による刺激や、マラセチア菌に対する皮膚の反応により、湿疹反応が生じたと考えられます。
脂漏性湿疹の治療
【薬物療法】
外用療法: ステロイド剤(即効性はあるが再発しやすい。長期連用による副作用)、抗真菌薬外用薬
【生活改善】
増悪因子は疲労、ストレス、睡眠不足。
スキンケアとして、頭皮では1〜2日に1回程度洗髪して皮脂を洗い流す。マラセチア菌は脂分を好むため食事にも気をつける。
| 参考文献: |
今日の治療指針2005 |
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標準治療2004・2005 |
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