| 子宮、子宮頚管からの分泌物やろ出液が膣外に流れ出したものを帯下、またはおりものと言います。
おりものは正常な状態でも少量の分泌があります。
また、正常な状態でおりものが増える状況としては、排卵期、月経前、妊娠中といった状況です。
しかし、上記のような状況ではないのにおりものの量の増加、色や臭いの変化がある場合には性器の疾患、細菌感染、腫瘍といった疾患が考えられます。
おりものは、分泌される部位によって成分に違いがあります。
種類は5つあります。
前庭帯下
膣帯下
頚管帯下
子宮帯下
卵管帯下
それぞれの帯下(おりもの)の特徴
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子宮 |
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C子宮帯下
子宮体部の
粘膜から |

A膣
膣壁・リンパ管からのろ出液 |
D卵管帯下
B頚管帯下
子宮頚管腺から
の分泌液 |
前庭帯下
粘液線(バルトリン腺、スケネ腺)、汗腺、皮脂腺といったところから分泌物が産出されます。
膣帯下
膣粘膜には分泌腺はないので分泌物は産出されませんが、膣壁の血管やリンパ管からのろ出液が多量に分泌されます。
頚管帯下
子宮頚管腺から常に分泌液が産出されています。
子宮帯下
子宮体部の粘膜の分泌腺より粘液が分泌されます。
おりものの特徴
色
【正常の場合】
透明又は乳白色
【白色の場合】
酒粘状、クリーム状、チーズ状のようなおりもの
の場合はカンジダ膣炎、頚管炎などが疑われます。
【黄色、膿性黄白色の場合】
白血球、細菌が多く混入しているために色がつきます。
細菌の種類によっては緑色を呈することもあります。
【漿液性の場合】
水様性のもので、老人性膣炎といった疾患が疑われます。
【茶褐色の場合】
分泌物に血液が混ざったものでひどい状況になると
出血がみとめられます。
疾患としては子宮癌、老人性膣炎といった疾患が疑われます。
臭い
【正常の場合】臭いはほとんどありません。
【正常ではない場合】原因となっている疾患によって差がありますが、悪臭を伴うことがあります。
その他
外陰部にかゆみを感じることがあります。
おりものの治療
原因が何らかの疾患によるものの場合には、その原因疾患を治療します。
細菌感染が原因の場合には原因菌に対しての治療を行います。
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