HOME  >  漢方・薬膳レシピ >にらの納豆和え

こんな人にオススメ

  • 冷え性
  • 貧血やかぜの予防、便秘、胃のもたれ、血行不良

材料 (2人分)

* にら…1わ
* 納豆…1パック
* しょうゆ、砂糖、からし、塩

作り方

(1)なべにたっぷりのお湯をわかし、塩ひとつまみを入れる。

(2)(1)ににらをいれ、さっとゆで、冷水につける。食べやすい長さに切る。

(3)あらく刻んだ納豆をしょうゆ大さじ2.5~3、砂糖一つまみ、からしを入れ混 ぜ合わせる。
このとき、しょうゆや砂糖のかわりに、納豆についている「たれ」を代用しても美味。

(4)にらと納豆をよく混ぜ合わせ、小鉢に盛る。

<ポイント>
あえてから時間をおくと味が落ちるので、食べる直前に調理してください。

食材あれこれ

にら:味甘・辛、性温、腎・胃・肝経

・ 「起陽草」とよばれるほど、体を温める作用が強い。
・ 血液の循環をよくして古血を排泄する。
中医学でいうところのお;血(血行不良)」の症状がある人には特におすすめ。

「お血」の見分け方→舌の裏の血管がどす黒い紫色の人はオ血の疑いあり。
・ 腎の陽気(熱エネルギー・ホルモンの分泌)を補い、滋養強壮作用に優れている。
また腎の陽気(熱エネルギーのもと)の不足が原因で起こる頻尿や腰痛にも効果あり。
・ 自律神経を刺激し、冷えた胃腸や内臓の調子を調える。

知恵の森  ~ にらバージョン試して見て! ~

  • 胃腸の弱った時→にら雑炊・にら粥

体をあたため冷えからくる胃腸の痛みをやわらげてくれる

  • はげしい月経痛→にらホットジュース

<作り方>にら20gをざく切りにし、すり鉢でよくするする。

にらの絞り汁にざらめを適量入れ、お湯を注ぐ。

こんな人は要注意!!
アレルギー体質の人はひかえた方がいいでしょう。
多食すると、下痢を引き起こす可能性がある。

応用編

「クコの実」をプラス。
「クコの実」の薬効:強壮薬として肝腎を滋補し、無力感、腰膝痛、めまいなどに効く。