HOME  >  漢方・薬膳レシピ >鮭のこんぶ巻き

こんな人にオススメ

  • 甲状腺障害
  • 高血圧症、むくみ、動脈硬化症、便秘

材料 (4人分)

* こんぶ(5cm×25cm)…8枚
* 鮭の頭…1個
* かんぴょう(25cm)…8本
* 砂糖…1/2
* 酒とみりん…大さじ1
* しょうゆ…大さじ4

* こんぶ(5cm×25cm)…8枚
* 鮭の頭…1個
* かんぴょう(25cm)…8本
* 砂糖…1/2
* 酒とみりん…大さじ1
* しょうゆ…大さじ4

作り方

(1)鮭の頭は縦に等分し、水につけて塩抜きする。

(2)こんぶは水洗いしてから1,2分水につける。

(3)かんぴょうは水にぬらし塩もみし、やわらかくしてから塩けを洗い流し、水けを絞る。

(4)こんぶで鮭の頭をクルクルと巻き、かんぴょうで縛る。

(5)なべに(4)とこんぶのつけ汁、水をヒタヒタまで注ぎ弱火で1時間煮る。

(6)砂糖1/2,酒とみりん各大さじ1、しょうゆ大さじ4を加え30分煮る。

食材あれこれ

こんぶ:味咸、性寒、肝・胃・腎経

・  良質なたんぱく質、ビタミン類、鉄、カルシウム、リン、カロチンを多く含む
・ こんぶは、別名「海の野菜」といわれています。体の代謝を活発にしてくれるヨードが豊富に含まれているので、年齢を問わず積極的にいただきたい食材です。抵抗力をつけ老化現象を抑えるヨードは、アミノ酸と結びついて甲状腺ホルモンをつくるので、甲状腺障害の食事療法には不可欠な食べ物といわれています。
・ こんぶ特有のぬめりは“植物繊維”。あのヌルヌルが便秘の解消に役立つばかりでなく、血液中のコレステロールを減少させる働きがあるといわれています。
・ 中医学では体内にたまった病理的な水分のことを「痰飲(たんいん)」といいますが、こんぶにはそれら体に溜まった水分を外に出し、ひいてはむくみを解消する働きがあります。

<知恵の森:試してみて!!>
高血圧症、成人病予防に
こんぶの粉末日に干してよく乾燥したこんぶをすり鉢でよくすり粉末に。
1日3gを3回。

こんな人は要注意!!
消化器系統(脾・胃)が虚している人や、痩せすぎている人は多食に注意しましょう。