HOME  >  漢方・薬膳レシピ >きくらげのしぐれ煮

こんな人にオススメ

  • 肌あれ
  • 咳、痰、喉の渇き、便秘、血便、吐血など

材料 (4人分)

* くろきくらげ…20g
* しょうが…1かけ
* だし…1~1.5カップ

作り方

(1)きくらげはたっぷりの水につけ、ごみをとり、水気をきって おく。

(2)なべのサラダ油をしいて、きくらげと生姜の薄切りを炒める。

(3)だしを加え中火で煮たて、醤油・みりん・塩で味をととのえ、 汁気がなくなるまで煮る。

食材あれこれ

くろきくらげ: 味甘、性平、肺、胃・肝経

不老長寿食品の一つに挙げられる「くろきくらげ」は、「気血を補い、肺を潤し、血を止める」食品といわれています。
肺や胃の経絡に入って気を補うといのうは、実際には、津液が満たされるということなので、肺の津液不足からおこる咳や痰がからむ、肌の乾燥といった症状、あるいは、胃の津液不足から起こる喉の渇きや便秘といった症状を緩和させてくれる働きがあります。
また気には、血液が正しく流れるように見張りをするような役割もあります。その気が不足すると、血便が出たり、吐血したり、痔になったり…といった血液の交通異常も。きくらげを常食すると、そんな症状も緩和されます。
気が満たされると血液の流れもスムーズに。流れがよくなると、血液の浄化も進みます。

<知恵の森:試してみて!!>
血便を伴う腹痛→きくらげ15gとザラメ60g、水300mlを煮て食す。
血液サラサラに→蒸しきくらげ。

1.きくらげ3gを一晩水につける。
2.1時間蒸す
3.氷砂糖を入れて食べる。