HOME  >  漢方・薬膳レシピ >銀杏と卵の炒め物

こんな人にオススメ

  • 頻尿
  • 夜尿症・気管支ゼンソク・痰・下痢

材料 (4人分)

* ぎんなん…1カップ
* たまご…3個
* 干しえび…おおさじ1
* 生椎茸…2個
* にんにく、しょうがのみじん切り…適宜
スープ、酒,砂糖、塩

作り方

(1)銀杏はフライパンに塩を入れて音がするまで炒り、水に入れ、布きんに包み、メンボウでたたいて殻と薄皮をとる。

(2)生椎茸は軸をとり小さ切る。

(3)干しえびは水に入れて戻す。

(4)たまごは割って解きほぐし、塩・コショウをいれる。

(5)たまごをフライパンでサッと炒り、お皿に移す。

(6)にんにく、しょうが、生椎茸,干しえび、銀杏を炒り、スープ、酒,砂糖,塩を加え、水で溶いた片栗粉を入れ,最後に卵を加えて出来上がり。

食材あれこれ

銀杏:味甘・微苦、性平、肺・脾・腎経

・中国では古くから強壮・強請の妙薬として知られています。
また、生命エネルギーを貯蔵している腎に働きかけ、頻尿によく、子どもの夜尿症にも効くといわれています。
・肺が虚して、咳が止まらない(気管支ゼンソク)、あるいは痰が多く出るときに、銀杏がお勧め。気管支の調子が悪いな~と思ったら、銀杏を常食するといいかも。
・消化器系統〔脾〕の調子が悪く、お腹を下しているときのも。
・以上、銀杏は、小水・下痢・咳などが体から拡散していこうとするのをギュッと堅め、正常な状態に戻す(小水・咳の回数が減る。下痢が普通の便に)働きがあるといえます。

食材あれこれ

  • 応用編

銀杏にはアルカロイドという毒性が含まれるため、一度にたくさん食べ過ぎると、嘔吐・消化不良・呼吸困難などの中毒症状を起こすことがあります。大人なら1日10個,子どもなら1日5個を限度に食べましょう。