HOME  >  漢方・薬膳レシピ >緑豆となすの和え物

こんな人にオススメ

  • 暑くて眠れない
  • むくみ

材料 (4人分)

* 緑豆…1カップ
* なす…5個
* 鶏皮…100g
砂糖、塩、醤油

作り方

(1)なすはへたを取り、蒸し器でやわらかくなるまで蒸し、醤油大さじ1を全体にふりかける。つめたくなるまで冷ます。

(2)なすの水気を絞り、手で細かく裂いておく。

(3)鶏皮は裏の脂をとり、茹でて千切りのする。

(4)緑豆はゆでて、すり鉢ですりつぶす。砂糖大さじ1、塩小匙1/2、醤油小匙2/3を加えて味を調える。それになす、鶏皮を加えて和える。

食材あれこれ

緑豆:味甘、性涼、心・胃経

・ 中国では夏になるとこぞって緑豆を食べます。おかずのみならず、おやつにも緑豆バージョンが登場し、なかなかの人気です。それは緑豆が、体を内から冷やし暑さを取り除き、さらに余分な水分の「湿」を追い出して、暑さをのりきりやすくしてくれる食べ物だからです。
昼間の暑さで夜になっても体がほてって眠れないようなときや、口が渇く、水分はたくさんとるのに小水の出が悪い、むくみがあるときなどに食べるといいでしょう。
・ 緑豆は、漢方薬でいうところの熱性の薬物による中毒反応を和らげてくれる作用があります。
熱性の漢方薬を誤って服用してしまい、肝を守ってくれます。

こんな人は要注意!!
いくら暑い夏といっても、クーラーのかかった部屋で一日中すごしているような人は体の中がすでに冷えてしまっているので、さらに冷やす必要はありません。

自分が身を置く環境などもよく考慮して、上手に食べ物を選びましょう。