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東洋医学的解説

動悸といっても、軽いものから重いもの、一時的なものから慢性的なものまであります。

もし、激しい痛みなどがあればまずは病院へ行くことが優先されますが、そうでなければ、漢方、あるいは漢方と西洋治療を併用するのもひとつの方法です。

実際、動悸がしやすい人は普段から、不眠、物忘れ、めまい、耳鳴り、不安感などの症状を伴うことも多いのですが、漢方的にみると、これらはまったく関係のない症状ではなく、つながりのあるものなのです。同時に、これらの症状は年齢とともに出やすい症状でもあり、老化とも関係します。

動悸は、体のひとつのシグナルです。早期に治療するほど改善は早くなります。

まずは日常生活を見直しながら、体のバランスを整えていきましょう。

動悸は、主に、漢方でいう「心」と関わりがあり、次のようなタイプが考えられます。

「心血(しんけつ)」が不足している

ストレスが多い、よく思い悩む、夜更かしをする、眠れない、不安感がある、最近集中力が落ちた、ダイエットしている、食事を摂っていない、偏食がある、貧血気味の方は要注意です。
食事は身体をつくる基本です。
「血(けつ)」を補う食べ物(レバーやほうれん草など)もきちんと摂りましょう。
漢方では、「心血」を補うものを使います。

冷まして潤す働きのある「陰(いん)」が不足している(「心」と「腎」のバランスの崩れ)

寝汗が多い、夜更かしをする、のぼせやほてりがある、耳鳴りがする、イライラ・そわそわしやすい方はこのタイプかもしれません。
特に夏は大量に汗をかきやすく、「陰」を消耗しやすいため、予防が大切です。また、夜更かしは厳禁です。
漢方では、「陰」を補うものを使います。

水を代謝する力が弱い(代謝しきれなかった水分が「心」の働きを邪魔している)

胃腸が弱い、食欲がない、吐き気がする、よく下痢や軟便になる、冷えやすい、低体温、めまい、むくみなども出やすくなります。
漢方では、「脾」や「腎」を助けていくものを使います。

その他

驚きやすく、すぐにびくっとする・大病後・心の力が弱っている・血液の流れが悪い 方なども動悸が出やすくなります。
漢方では、身体全体のバランスや体質はどうなのか、何が足りないのか、あるいは多いのかなどを見ながら、それに合わせたものを使っていきます。

日常生活では・・・

食事は3食、バランスよく摂りましょう。この積み重ねは、後々、必ず大きなものになってきます。
睡眠をきちんととりましょう。寝不足は大敵です。夜10時には寝るようにすると、回復力はだいぶ違ってきます。悪循環になる前に、予防していきましょう。

西洋医学的解説

動悸とは、心臓の拍動(鼓動)を不快に感じる症状を言います。

感じ方は人それぞれで、
「ドキドキする」、「脈打つ」、「脈が不規則になる」、「胸に違和感がある」、「一瞬胸がキュッとなる」
などと表現されることがあります。

日常生活の中では、運動や緊張などによって拍動を感じることはありますが、しばらく休めば落ち着きます。これは自然な働きで、全く問題はありません。
また、動悸のほとんどは直接生命にかかわることはないため、まずは落ち着くことが大切です。

しかし、「少し動くだけで動悸がする」、「激しい動悸や胸苦しさがある」、「繰り返し起こる」 など、気になることがある場合には、何らかの疾患から動悸が起こっている場合もありますので、直ちに医師の診察を受け、原因から治療することが必要となります。

  • 動悸の原因は?

<心臓の異常>

不整脈・・・治療の必要のないものも多く、健康な人でも起こります。

しかし、狭心症、心筋梗塞や心臓弁膜症などの既往歴のある方は、危険の前兆となることもありますので、速やかに医療機関を受診してください。

先天性心疾患
心臓弁膜症
左心不全
狭心症
心筋梗塞
拡張型心筋症
心筋炎
心内膜炎     など

<酸素不足>
肺の疾患・・・ 肺気腫、肺線維症、肺炎、気管支喘息   など
貧血

女性:子宮筋腫による月経出血量の増加などによる。
男性:胃、十二指腸潰瘍による出血によるものが多い。

<ホルモン、自律神経の失調>
甲状腺機能亢進症(バセドウ病)・・・不規則で強い動悸。
自律神経失調症・・・動悸の他に全身的な症状も訴える。
更年期障害・・・動悸の他に全身的な症状も訴える。
月経前緊張症  など

<精神的要因>
心臓神経症・・・心臓に異常はない。心臓に痛みを感じることもある。男性よりも女性に多い傾向がある。
不安神経症、うつ病   など

<その他>
飲酒
運動不足
低血圧
高血圧
発熱
脚気(ビタミンB1欠乏症)
低血糖症
尿毒症
ダンピング症候群
薬の使用(アドレナリン、エフェドリン、甲状腺薬など)   など

  • 日常生活での注意点

動悸は、タバコ・コーヒー・紅茶・アルコール・刺激の強い食品などによって誘発されることがあります。
また、睡眠不足・ストレス・疲労・緊張などが原因となることもあるため、これらを避け、動悸を予防することが大切です。

  • 念のため、確認しておきましょう

動悸のほとんどは治療の必要のないものですが、気になることがある場合には念のため検査をしてみることも大切です。何もなければ安心できますし、実際、安心感から動悸がしなくなることも少なくありません。

ただし、症状が落ち着いている時に検査をしても分からないこともありますので、気づいたことがあれば、お医者様に伝えるようにしましょう。

例えば、以下のようなことなどがあげられます。

動悸はどのような時に、どのように始まり、どのように終わるのか?
動悸はどのくらい続くのか?
脈はどんな感じなのか?

・1分間に何回くらいなのか?(数え切れないくらい速いのか)
・脈のリズムは?(不規則だったり、とぎれたりするのか)

動悸の他に症状はあるのか?
動悸をたびたび繰り返すのか?
既往歴はあるのか?また、健康診断などで何か言われたことはあるのか?
服用中の薬はあるのか?   など

参考文献:家庭の医学 (保健同人社)
 家庭の医学 (時事通信社)
 家庭医学館 (小学館)
 家庭医学事典(新星出版社)

気になる予算は?

1ヶ月 ¥12000~

お客様の平均予算は ¥25,000位 ・・・動悸以外にも色々な症状が重なっているため

お客様体験談

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