しびれ　- アクシスアン漢方カウンセリングHP

東洋医学的解説

しびれ

痺れの場合は血管が詰まるなどの外科的治療が必要な場合もありますから、まずは病院で検査をされることをお勧めします。

検査結果に異常がなく、原因不明のしびれは東洋医学の得意とするところです。

しびれには大きく分けて２つの原因があります。

（１）流れが滞っている事

気や血の流れが滞っているので隅々まで栄養がいきわたらず痺れを起こします。
過度な疲労感、ストレスや緊張が続くと流れが滞ります。
また油こい食べ物なども流れを滞らせる原因となります。

＜漢方＞
巡りを良くする漢方薬で対応します。

（２）筋肉を健康的に保つだけの「血」が不足している事。

よく見られるのが、産後に起こる痺れです。
この場合は出産時や授乳する時に「血」を奪われますので血の全体量の不足からくる痺れになります。

＜漢方＞
血を補い対応します。

また、痺れのほかに、

生理が遅れがち
経血が少ない
目が見えずらい
爪が割れやすい
髪が細くて抜けやすい
不眠、夢を沢山見る
不安感
忘れっぽい、集中力が低下気味

などの「血不足」の症状が見られた場合、これに該当します。

痺れを訴える人のほとんどが、疲労を感じていて、血が不足気味。

筋肉を健康に保つだけの栄養が不足しているのと、それを隅々まで届けるだけの力が不足している方が殆どなのです。